M-1グランプリ2022 準々決勝11/13(日)東京2日目の感想と準決勝進出者の予想

ドラマ・お笑い
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こんにちは、ミーアです。今年もM-1グランプリの季節がやってきました。

え、M-1って12月でしょ?と思った人、そうです。決勝は12月です。

でも、長年M-1グランプリのファンをやっている私からしたら、3回戦以降、特に準々決勝が一番面白いところだと個人的には思ってまして。

コアリン
コアリン

ミーアは準々決勝とか敗者復活とか毎年のように見に行っていたもんね。

小さい子どもがいるので近年は直接見に行ってはいませんが、迷った末に11/13に東京で開催された準々決勝(2日目)の配信を購入して視聴したので、感想を書きたいと思います。詳細なネタバレは避けていますが、嫌な人はご注意ください。

ミーア
ミーア

熱量MAXでレポしていきますよ!

1組ずつの感想

・入間国際宣言 ★★★☆☆
全然知らないコンビで初見だったのですが、トップバッターながらも会場もかなりウケてた気がします。最初じゃなければもっと評価高くなったのではないかと思います。他のネタも見てみたいと思いました。

・演芸おんせん ★★★★☆
同じく初見のでしたがテンポ良くて面白かった!基本の型があるというか、去年の「もも」や、ミルクボーイみたいな「フォーマット」がある感じの漫才で、ひねりのきかせ方が面白かった。さすが準々決勝に行くだけの実力があると思いました。ただ4分になると少し同じ繰り返しが多くて飽きてしまう要素があったので、最初のほうが若干もったいなかった気がします。


・大仰天 ★★★★★
自動車学校のネタ。前半にしては会場のウケがかなりよかった感じがしました。最後の歌の部分(と思われる)配信では結構カットされているのが残念ですが、何回も見てしまいそうな感じ。多分後で何度も観ます。笑
若干噛んでたところがありましたが、ストーリーが完成度高くて審査員にハマれば準決行くのでは?と思いました。(個人的に好きな漫才なので最初評価高めにしていたのですが、良かったものの準決確実とまでは言えないと思います。あとで全体的に見返したら、このあとのさすらいラビーのほうが会場ウケはよかった。)

・さすらいラビー ★★★★★
マッチングアプリのネタ。たたみかける系のボケが大好きな夫は、お気に入りだったみたいです。
終盤で一部カットされているところが残念でした。キャラ設定とか身長差がなんとなくからし蓮根の漫才を思い出したり、ボケの総量多いけど全部面白くて笑っちゃうのはインディアンスに似てるなと思いました。今回は結構ライバル多そうではありますが、準決の可能性全然ありだと思いました。売れていく要素が多い感じがします。

・ オドるキネマ ★★★★☆
ストーリー構成に盛り上がりがあって面白かったです。お客さんもうけていたし全然悪くなかったのですが、前2組もすごく良かったので、個人的には星4かなーと思います。ちょっとこの中で上がるのは厳しめかな?という気はしました。

・カナメストーン ★★★☆☆
ツカミはこの日の中で一番と言ってもいいほどウケてたと思います。
ただそのあとがちょっとモヤっとしていたというか、今回は題材が微妙だったかなーという感じがしました。別のネタだったらもっと爆発していたのかもしれません。

・パンプキンポテトフライ ★★★★☆
クセツヨな感じの漫才、でもうまくまとまってて、見れば見るほど面白いタイプのやつです。言葉の選び方が独特で、系統は違うけど次のAマッソになんとなく通ずるものがあるというか、何回か聞きたくなる感じでした。

・ Aマッソ ★★★★☆
(推しなんで長いです。すみません)Aグループのトリです。ここ数年のAマッソは、毎年M-1でのネタのレベルが上がってるというか、万人受け且つ独自性・個性を残した形でどんどん良くなってきているので「今年こそ…」という気持ちでいました。
その中でも今回の「しゃべる順番」はすごく仕上がってて、ここ数年の中では一番準々決勝に近い出来だったと思います。ファンとしては、Aマッソで時々あるのが「なんで賞レースでこれ選んじゃっ…やりたかったんだろうなあ」って思う時々あるけど、今回のは完成されていたし、某伝説の「文化に触れな侍」の時よりはかなり万人受け路線にしていると思う。特に今回印象に残ったのは、あいぴー(村上さん)の表情・演技、温度感が良かった。これはコントでもそだけど、2017年から徐々にあいぴーの表現力がメキメキに上がってる気がします。
2019-2021までの3年間を考えると、もう一度言いますが一番準々決勝に近い出来だったのは間違いないです。ただ残念ながら、全体的に考えると確実に上がれるとは言えない感じ…と思ってしまいました。普通にウケてはいたけど、ほかの組に比べて多い感じもしなかったし、この日のAグループの前半が結構レベルが高かったのもあるかも。星4か5で迷いました。
AマッソがM-1ではあまり良い結果を残せていなかった理由として「聞き手にもやや集中力がいる」というか、少し聞き逃すと置いていかれてしまい、ボケが滑ってしまうみたいな感じとかがファン目線でもあったと思います。(ただ何回も聞きたくのなるのが面白いところなんですけどね。)
賞レースのネタということを意識し、漫才としての「わかりやすさ」は年々増している気はするのですが、もう少しだけわかりやすさ要素が増えると、もっと評価されるんじゃないかと思いました。でも今年はいい線まではいってると思うので、あとは良い結果を祈ります。偉そうに書きましたが個人の感想です。(配信では加納ちゃんの「◯おかしいんか」などのツッコミ一部カットされています。)

・ダンビラムーチョ ★★★☆☆
恐竜演歌のネタ。賞レースのネタとしてはこれなのか〜って思ったのが正直なところでした。配信では終盤の歌部分がほとんど無音だったのでなんとも言えないけど、今回上がれるかは微妙かも、という印象でした。でも歌上手すぎだし、ダンビラムーチョは決勝行く時は歌ネタで上がって欲しいです。

・吉田たち ★★★★☆
双子という題材をうまく使ってるネタで、うまくまとまってて好きでした。ラストに向かって笑いがどんどん大きくなっていて、お客さんの反応も悪くなかったと思います。(次のかもめんたる、ストレッチーズの印象が強すぎたので星4つにしましたが、星5に近い4です。)

・かもめんたる ★★★★★
変な性癖のネタ。かなりウケていました。意外なところではこういう組が準決勝に行くんじゃないかな?と思わせられました。ネタの内容として、ゴールデンタイムに放送されるM-1決勝のことを考えると、どうかな…とは思ったりしますが。

・ストレッチーズ ★★★★★+
Bグループで一番まとまり良くて面白かったと思ったのがストレッチーズでした。拍手笑いも起きてました。正直これは準決勝行くな!というか、決勝も行くかも!!って思わせられた瞬間でした。終盤の時間軸を立ち位置で表してるところでめっちゃ笑いました。

・10億円 ★★★☆☆
後半のオチに近いところがカットされていたので、最後はよくわからなかったけど前半は面白かったです。周辺に癖がある組が多かったけどもっと評価されてもいいと思いました。

・キュウ ★★★★☆
「全然違うもの」こういうネタ好きです。キュウの独特の世界観に今回のネタが特にうまくハマってる感じがしました。キュウは毎年いいところまで上がってきているけど、これまであまり印象に残ってませんでした。でも今年は純粋に面白かった。

・ランジャタイ ★★★★☆
ランジャタイ今年ラストイヤーみたいです。礼儀正しいゴリラのネタ。ランジャタイってこれとは違うゴリラネタありましたよね?笑
いつものランジャタイ通り、会場にもウケてたなと思います。準決勝に進めるかどうかはちょっと微妙な感じがします。それにしてもあれだけよく動けるのすごい…。

・阿佐ヶ谷姉妹 ★★★★☆
Bグループのトリです。阿佐ヶ谷姉妹も今年ラストイヤーなんですよね。
今年3回戦のネタが良かったので(去年のM-1の準々決勝のネタも結構好きだったんですよね)上がって欲しいとなーという思いはありました。今回は3回戦のネタとは違いました。
ただ今回キュウ、ランジャタイがすごくうけた後だったし、出番的には若干残念といった感じだったと思います。でもツカミの「生きてるーー?」で完全に阿佐ヶ谷姉妹の世界に持っていっていてよかったです。前半の太宰治の伏線が後半で生きていたのも良かった。面白かったけど、相対的に見て★4つにしました。

・とらふぐ ★★★★☆
3回戦と同じ英語ネタ。個人的には好きなタイプのネタで面白かったんだけど、大きな笑いには繋がってなかった、ちょっと惜しい感じがしてました。後半、ボケの方が基本ずっと英語でボケ続けてるんだけど、意味が伝わりにくいところがありその分損してるような気がした。ツッコミもスムーズで違和感まではないのだけど、もう少しアレンジすればもっと良くなりそうなネタだと思いました。

・ひつじねいり ★★★★★
王道路線の漫才で、しっかりまとまっていたと思います。テンポもよく、キャラも立ってて、ラストに向かうにつれて笑いの総量も爆発してました。準決勝行って欲しいなー。インパクト面では他にもっと目立っていた組もあったと思いますが、審査員からも高評価受けるのではないと思いました。

・THIS IS パン ★★★★★
この日初の男女コンビ。ほぼ初見ですが、キャラを生かした漫才ですごく楽しめました。ウルトラライトダウンのくだりとか、かつらむきとか、最高でした。個人的には決勝で見てみたいです。お客さんのウケもかなり良かったし、上がるのかな?って思ってます。

・ダイタク ★★★★☆
双子2組目でいい感じのつかみが良かったです。吉田たちもそうでしたが、ダイタクにしかできないネタでした。構成も良かったしテンポよくて面白かったんですけど…漫才というよりわちゃわちゃ感が強かったので、M-1ということを考えると、ちょっと次に行くかどうか微妙かなという気がしました。

・ ダイヤモンド ★★★★★
すいません双子じゃなくて、のツカミがよかった。「新しい日本語」ネタのテーマ・着眼点がすごく良くて、これは上がる可能性あるやつでは?って思った。100円ローソンと定価ローソンが一番ツボでした。決勝で見たいです。
ダイヤモンドはここ数年準々決勝まで行っていたけど、準決勝には上がれてなかったと思うので、今年こそは行ってほしいです。

・ナイチンゲールダンス ★★★☆☆
緩急、間の取り方が絶妙で良かった。配信では一部カットされています。会場ではかなり跳ねたんだろうなーと思いましたが、好みが分かれそうな感じかも…面白いけど若干うるさすぎが勝ってしまう気がしました。

・素敵じゃないか ★★★☆☆
ある意味新しいスタイルの漫才だと思った。普通にウケてたしうまいなと思ったけど、ちょっとインパクトとしてはもう少し残せたらもっと良かったと思います。

準決勝に行く組はどこ?東京2日目の合格者を予想します

準々決勝東京2日目の感想としては、全体的に思っていた以上にレベルが高い…というところでした。

あまりちゃんとネタを見たことがない組も出ていたのですが、どの組も面白くて正直スベってると感じたものはなかったです。(なので全組星3つ以上つけました。)

これは審査が大変で、どの組が行ってもおかしくはないと思いました。

この中で準決勝進出者を予想すると…

ミーア
ミーア

ストレッチーズはほぼ確実に行ったかな?と思った。その上で、大仰天、さすらいラビー、THIS IS パン、ひつじねいり、ダイヤモンドあたりを予想します。

コアリン
コアリン

俺はランジャタイ一択かな。

あとはキュウ、ダイタク、阿佐ヶ谷姉妹、ランジャタイあたりのある程度有名なゾーンもなかなか面白くて、拮抗してる感あるかな?と感じました。(Aマッソもこのへんに入ってるような、入ってないような気がします。ファン目線で見てるのでわからなくなります。笑)

↑の予想とは関係なく、個人的に好みだったのは大仰天、Aマッソ、阿佐ヶ谷姉妹、吉田たち、ストレッチーズ、ひつじねいり、ダイヤモンド、ダイタクです。

準々決勝の配信について色々思うこと

最後になりますが、準々決勝の配信を今回初めて購入したので、思ったことを書いてみます。

ここ数年、M-1の予選から決勝までの(ファンが参加するような観覧や配信などに関して)事務局の対応を「もうちょっと工夫してほしいな…」と思うことが時々あります。

今回すごく思ったのがこれです。

準々決勝の組数が偏りすぎ(チケットの値段設定を見直してほしい)

今回、M-1ファンの方は結構思った方多いと思いますが、準々決勝の東京は3日程に分かれて実施されることになっていたのですが、出場する組数に違いがありすぎるんです。

大阪はいいとして、東京の12日は15組、13日は23組、16日は39組と、偏りがすごかったことに驚きました。去年ってこんなんでしたっけ?

私は2018年に東京の準々決勝を観覧に行ったのですが、数年前の準々決勝って確かもっと日程少なかったと思います。(というか東京と大阪の2日程だけだった気がします。間違ってたらすみません)

多分、出場者側の希望として12日、13日の出場希望者が少なかったのだとは思います。

それはいいとして、15組しか出ない12日と、39組が出る16日の配信チケットの値段が同じなので、ちょっとな…という感じでした。

コアリン
コアリン

日によって値段を変えたり、12日と13日をまとめて配信とかにしてほしいね。

ミーア
ミーア

観覧で12日が当たった人も、出場者数がわからないうちに応募しているので、ちょっと不公平感があるかなと…

ちなみに今は観覧の倍率もかなり高いみたいですね。

小さい子どもがいるので私は観覧の応募はしていないのですが、SNSなどの反応から推測するに、私が観覧に参加していた4年前より今の方が、観覧チケットの倍率は格段に上がってる感じがします。

以上、簡単にですが準々決勝2日目感想でした。後日追記するかもしれません。それではまた。

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