賃貸の火災保険見直しで年間4000円に節約!火災保険で必要な項目と今おすすめの火災保険を紹介

住まい・暮らし
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こんばんは。ミーア(@shufumeer)です。

今日は家計見直し企画第4弾として、「火災保険の見直し」をしていきたいと思います。

突然ですが、賃貸住宅に住んでいるみなさんは火災保険って入っていますか?

コアリン
コアリン

大部分の人は物件契約した時に火災保険を指定されて自動的に加入させられているんじゃない?

確かに私も、これまでに住んでいた賃貸住宅は全部そうでした。契約時に仲介業者さんから説明を受けた時、各種初期費用の中に火災保険の代金も入っていて、ばっちりセットになってました。

でも実はこの指定されている地味に高い火災保険料、節約できる可能性が高いです。

今日は私たちが火災保険を見直し年間4000円に節約したことと、賃貸の火災保険で「必要な補償項目」についてお話したいと思います。

賃貸契約時に指定の火災保険加入は断れるのか

まず、これが一番気になるところだと思います。

ミーア
ミーア

そもそも断ろうという発想がなかったんだけど、保険料が高いから調べてみたら、自分で好きな保険に加入し直せる場合も多いみたいよ。

コアリン
コアリン

確かに年間1万円くらいの結構高い保険を指定されていたけど、勝手にそんなことしていいの?

ミーアは昔住んでいた物件はもうちょっと高かったです。完全に「そんなものなんだろうな」と思っていましたが、明らかに一人暮らしには補償が多すぎる保険でした。

もしよければぜひ、この機会に入っている火災保険の書類を取り出し、補償内容だけでもチェックしてみることをおすすめします。

入っている保険が高いのは、保険会社が不当に高い料金を取っているのではなくサポート内容が手厚すぎる可能性があるということで、もっと手頃な値段で自分の必要な内容の商品は存在するのです。

賃貸契約書を確認

ミーアたちはUR賃貸住宅に住んでいるので、そもそも火災保険は自分で入ることになっています。これは非常に良い制度だと思います。

でも、民間の賃貸住宅に住んでいる方は既に指定の保険に入っていることが多いですよね。今住んでいる物件の火災保険については、賃貸契約書を見るとどのような取り決めになっているのか書いている項目があります。

契約書で「指定された」火災保険に加入することを明記されていなければ、自分の好きな火災保険に入ってもいいかどうか不動産会社に連絡してみましょう。

加入する保険を変えてもいいか確認

「いいですよ」とすぐに言われることはほとんどないと思います。貸主に確認するということになると思いますし、色々と面倒なことを言われる可能性もあります。

契約書を確認したこと、保険会社を指定するとは書かれていないこと、同等の補償がある別の保険にきちんと加入することを伝えるといいと思います。独占禁止法があるので保険会社の強制指定はできないようですし、その場で「無理です」と断られたら、そのことを質問してみるといいかもしれません。

コアリン
コアリン

なんだかややこしそうだねえ。

ミーア
ミーア

そうだね。すぐOKしてくれなかったらやり取りも面倒だし、折れたくなるよね。でも独占禁止法など突っ込まれると後ろめたい点もあるだろうから、すぐ断られても少し粘ってみるといいかも。

ちなみにミーアが昔住んでいた民間の賃貸住宅の契約書が残っていたので見てみたら「貸主指定の火災保険に入る」と明記されてました。ばっちり契約書にサインしてしまっているから、こうなるとややこしいですよね…

できれば次回から、物件を契約する時点で仲介業者の方にお願いするのがおすすめです。向こうも賃貸の契約はしてほしいので、契約後よりは火災保険の自由選択は認めてもらいやすいはずです。

火災保険を選ぶにあたって

今の契約を見直す前に入っていたのは、2年で20,000円とやや高い値段の商品でしたが、URの物件を契約した時に紹介された案内に書いてある商品の一つでした。

コアリン
コアリン

なんでそれにしたんだっけ?

ミーア
ミーア

当時は仕事が忙しい時期だったし「自分で調べて加入するの面倒だな」とあまり考えずに、おすすめされていた火災保険をそのまま…。

同じような方もいると思いますが、とりあえず早く契約しなくては…とバタバタしていたので、ゆっくり落ち着いて検討する暇があまりなかったんです。

でも今自宅で過ごす時間が長くなっている方は絶好のチャンスです。

賃貸の火災保険で必要な補償項目

そもそもいざ火災保険を検討しようと思っても、どの項目にどのくらいの補償をつけたらいいかあまり見当がつかないですよね。

今回、火災保険検討で細かく調べたところ、各補償項目について知識が増えたのでシェアしていたいと思います。専門家ではないのであくまで参考にしていただければと思います。

家財補償

火事等で燃えてしまった家財を書い直すことができるものです。

火災保険では、どの保険に入るとしてもこの補償は外せない(セットや必須になっている?)しある程度は必要だと思います。

この金額は大きくカスタマイズしていくことができる保険が多いですが、割とここで必要以上に大きい金額を設定されているため、火災保険が高くなるケースも多い気がします。

どのくらいの金額にするのが妥当なのか、部屋の広さや家族構成を入力するとサイト上で家財の評価額を出してくれる保険会社も多いと思います。しかし、かなり高めに出る感覚です。

ミーア
ミーア

ある保険会社のサイトで確認してみたら、一人暮らし20代後半でも350万と出ました。二人暮らしなら600万とか。

コアリン
コアリン

えええ。そんなに高いもの、持ってないけど。

高めの家財等をたくさん持っている家庭もあると思いますが、いくらうちが質素な暮らしをしているとはいえ、一般的に見てもちょっと高いと思います。

確かに、家財の総額は「自分が思っているより高い」ということはあります。例えば衣類だって「安めの服が中心」と自分で思っていても、スーツやコート、ドレスなどが何着かあれば10万超えるかと。

とはいえ冷静に考えてみたら、うちの場合オーブンレンジ、冷蔵庫、洗濯機、扇風機、ヒーター、テレビ、ブルーレイレコーダー、掃除機、炊飯器の主要な家電でも50万かかりません。そのほか比較的金額がかかるものとしてはスマホやタブレットです。

そして机や椅子や棚などの家具やカーテン10万、パソコン10万、ベッドと寝具5万〜10万、衣類15万、そのほか自分が持っている数万するものを思い浮かべたら大体の総額はわかりますよね。

もちろんかなり個人差はありますが、一人暮らしで100万前後、二人なら150万〜200万、子どもがいる世帯ならば200万〜250万くらいあれば十分家電家具は買い直しできると思います。

ミーア
ミーア

うちの場合、全ての家具や家電、生活用品を最初から揃えるとして、二人合わせて150万くらいかな。

コアリン
コアリン

うん。でもちょっと考えてみてよ。賃貸だったらそのすべてを買い直さなくてはならないケースってかなりレアなのでは?

よく考えてみたら、コンクリート造のマンションであれば、近所で火事が起こった場合、自分たちの部屋も全焼する可能性はあまり高くないとは思います。

自分たちの部屋が火元になって全焼してしまう可能性も0ではないですが、その場合でも生活に困らないレベルのものを買えればいいので、そんなに高めの金額を設定する必要はない気がします。

そういうわけで私たちは100万に設定しました。ですがこの項目は、家財が多かったり心配な方はもう少し手厚く200万、300万くらいにしてもいいかもしれません。

修理費用

偶然の事故により、部屋の設備が破損したときにかかった修理費用をまかなえるものです。

この補償を使う場面としては、例えば台風や飛び石などで窓ガラスを破損してしまったり、空き巣があって部屋のドアロックを壊されたなどが考えられます。

修理費用という名称の項目がある保険の場合、つけるかつけないか迷いますよね。

上記のようなトラブルが起こっても修理に何十万もかかるようなケースはあまり多くないと思いますので、この項目は正直そこまで充実していなくても良い気がします。ただし、台風や大雨などの激甚災害は増えているので、心配な方は全くないよりはあったほうがいいかもしれません

借家人賠償責任

一番迷ったのがこの項目でした。火災などで借りている部屋に損害を与え、貸主に対して法律上の賠償責任を負った場合の補償です。

コアリン
コアリン

どのくらい必要になるのか、あまりピンとこないな。

そもそもこの項目自体、必要なのでしょうか。特約で追加できる保険商品も多いようですね。

部屋を借りたら、返す時に必ず現状復帰した状態で返さないといけませんよね。火災がおきてしまったときは部屋の現状復帰には結構な金額がかかりそうです。

もしものことがあった時、これは払うのが難しいくらい大きな金額にになるかもしれないので、私は一応この項目をつけておいたほうがいいと思いました。

ちなみに都道府県民共済の全国共済のホームページでは、こんな風に書いてありました。

近年の建築・修理費用等の相場から、借用戸室の面積が30m²未満(1LDKまで:居住者1名程度)の場合は500万円コース、30m²以上の場合には1,000万円コースへの加入がひとつの目安となります。

私のような消費者個人の感覚ではなく、比較的慎重と思われる保険を売る側のコメントなので、ある程度参考になりますね。

こういった情報も含めて複合的に判断し、借家人賠償責任の項目は多くても1000万円の補償でよいかなと思いました。

個人賠償責任

この項目、火災保険についているイメージはありませんでした。

家の中で起きるトラブルというよりは、あやまって近所や周りの人を巻き込んでしまって相手の身体を傷つけてしまったり、物を壊してしまって賠償責任を追ったときの補償です。

火災保険でこのような補償項目があることに少し驚いたのですが、よくあるのは自転車で歩行者にぶつかってしまって怪我をさせてしまったりなどが挙げられます。これは起こってしまう可能性としては火事よりは高い気がします。

あと小さいお子さんがいる家庭では、外で遊んでいて近くの家の所有物にぶつかってしまって壊してしまったりなど、ありえそうですよね。

ただ注意したいのは、クレジットカードに付帯している保険や自動車保険でもついていることがあるので、二重で加入する必要はないということです。

私たちはどちらもついていなかったので、今回はこの補償をつけることにしました。

どの商品がおすすめなのか

それでは、具体的に紹介していきたいと思います。

結論から言うと、私のおすすめの火災保険(商品名)はお部屋を借りるときの保険住まいる共済リビングアシストです。

それぞれ特徴が違いますが、私が契約したのが「お部屋を借りるときの保険」で、残りの2つの商品と比較してみました。

お部屋を借りるときの保険

家財保険 お部屋を借りるとき の保険 公式ホームページ | 賃貸住宅入居者向けの保険 | 日新火災海上保険株式会社
賃貸住宅向けの家財保険が3,500円から。インターネットで簡単申込み。東京海上グループの日新火災がお届けする家財保険の決定版!損害保険初のグッドデザイン賞受賞「お部屋を借りるときの保険」公式サイト

こちらの特徴はさまざまな項目を困らない程度(安すぎない補償金額)でカバーしてくれていることで、値段もまあまあお手頃なことです。

家財の項目だけ100万、200万、300万〜と100万刻みで選ぶことができて、一番安い100万にしたら保険料は年間4000円です。その他の項目は固定になっていて、補償金額を変えることはできません。

メリット

・4000円で割と手厚い補償がついていて、住まいのサポート(鍵、水まわり)もあり

細かくカスタマイズするのが苦手な人、時間がない人にもおすすめ

デメリット

・必要がない補償項目があっても、外すことができない

・一番安くても4000円なのでそれ以上節約することが出来ない

家財補償の金額を選ぶところ以外は補償金額が固定なのはいいですね。

ちなみに、私たちが比較検討した他の2社で「お部屋を借りるときの保険」と同等の補償をつけたらどのくらいの金額になるのかまとめてみました。

お部屋を借りるときの保険住まいる共済リビングアシスト
借家人賠償責任2000万円(固定)2000万円2000万円
家財100万円300万円(最小設定)100万円
修理費用300万円(固定)300万円 ※300万円
個人賠償責任1億円(固定)3億円(固定)1億円
住まいのトラブル対応ありなしあり
保険料4000円7300円6920円

同じレベルの補償を他の商品でつけることを考えたら、お部屋を借りる保険が圧倒的に安いですね。

ですが、必要がない補償項目がある人、カスタマイズしたい人は他の2商品をおすすめします。

住まいる共済

住宅(建物)・家財の共済|住まいる共済(火災共済・自然災害共済) | 共済・保障のことならこくみん共済 coop <全労済>
こくみん共済 coop の「住まいる共済」は、住宅(建物)・家財の共済で、身近な被害から万一の災害まで、充実保障で暮らしを守る商品です。火災はもちろん、風水害、地震、盗難まで幅広く保障します。

こちらの商品のメリットはとにかく、カスタマイズして保険料をおさえることができることです。

個人賠償責任などを外したい人は、こちらがいいかもしれません。

最小限の補償内容でよければ、1000円台におさえることができます。そこまで最小限でなくても、2500円くらいにできますので「お部屋を借りるときの保険」より安くなります。

リビングアシスト

リビングアシスト|楽天損保
リビングアシスト|楽天損保のホームページです。「自動車保険・火災保険・傷害保険・積立型保険・賠償責任保険等」あらゆる保険を取り扱っています。

こちらは楽天損保の商品です。そんなに大きいポイントにはなりませんが、地味にポイントもたまります。

保険料の面ではそこまで安くなくなったのですが、住まいのトラブル対応が「お部屋を借りるときの保険」よりも格段に手厚いものになっていますので、検討の価値はあるかと思います。

もし私が住まいる共済、リビングアシストにカスタマイズして入るならこんな感じになりそうです。

お部屋を借りるときの保険住まいる共済リビングアシスト
家財100万円300万円(最小設定)100万円
借家人賠償責任2000万円(固定)500万円〜1000万円1000万円
修理費用300万円(固定)なし100万円
個人賠償責任1億円(固定)なしなし
住まいのトラブル対応ありなしあり
保険料4000円1650〜2400円4650円

最後に

いかがでしたでしょうか。私たちは「お部屋を借りるときの保険」に入って火災保険を年間4000円に節約しましたが、時間がたつとまたおすすめの保険が変わるかもしれません。

また1年ごとに見直していこうと思います。

以上、家計見直し第4弾でした。他の見直しシリーズももしよかったらどうぞ。

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